ozoneblog
現実と夢と妄想を徒然と。
8月31日
8月31日は、父方の祖母の命日である。
9年前のこの日に、祖母は亡くなった。
祖母は富山に住んでおり、数年に一度、夏休みでしか会うことはなかった。
なので、私にはあまり彼女の記憶というものがない。
どんな人生を送り、何を感じて生きてきたのか、何も知らない。
唯一覚えているのは、祖母の家のことだけだ。
とても広い家で、廊下の横幅で二回でんぐり返しを出来るほどであった。また、敷地内でアパートを経営しており、何故か公衆電話が家の中に置いてあった。父の部屋のあった二階は少し不気味で、床が抜けそうなのであまり近づけなかった。今考えるととても不思議で魅力的な家であったと思う。
しかしその家も数年前、私の知らない間に取り壊されてしまった。
それ故祖母の面影の残る場所ももうなくなってしまった。それがとても寂しい。
先ほど線香をあげたので部屋に香りが充満している。
夏ももう終わりだと感じた。
9年前のこの日に、祖母は亡くなった。
祖母は富山に住んでおり、数年に一度、夏休みでしか会うことはなかった。
なので、私にはあまり彼女の記憶というものがない。
どんな人生を送り、何を感じて生きてきたのか、何も知らない。
唯一覚えているのは、祖母の家のことだけだ。
とても広い家で、廊下の横幅で二回でんぐり返しを出来るほどであった。また、敷地内でアパートを経営しており、何故か公衆電話が家の中に置いてあった。父の部屋のあった二階は少し不気味で、床が抜けそうなのであまり近づけなかった。今考えるととても不思議で魅力的な家であったと思う。
しかしその家も数年前、私の知らない間に取り壊されてしまった。
それ故祖母の面影の残る場所ももうなくなってしまった。それがとても寂しい。
先ほど線香をあげたので部屋に香りが充満している。
夏ももう終わりだと感じた。
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2010/08/31(Tue) 未選択