忍者ブログ
ozoneblog
現実と夢と妄想を徒然と。 


[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。











新潟旅行紀


サークルのみんなで新潟に行ってきた。
苗場でスノボをしたりしました。久しぶりの運動で少々不安だったけど、何とか滑れた。
時間が足りなくて頂上まで行けなかったのが残念。

この日は新潟にある友達の実家に泊まったのだけど、そこがとても広くてびっくしりした。
何だかうちが恥ずかしくなるくらいすごかった。
家族の方もみんな優しくて、友達が育った環境にいるということに何だかむずがゆくなってしまった。あと米がおいしかった。

2日目は本当に無計画だったのでとりあえず温泉に行くことに。



ほくほく線でゆめぞらという列車に乗ったのだけど、その電車がすごかった。
長いトンネルに入ると、照明が消えて天井に映像が流れるのです。
この映像がなんともシュールででも綺麗で面白かった!
こういうのがもっと増えると楽しいなー東京でやったら大変そうだけど。

まつだいという駅に降りると、何だか近くの体育館でイベントをやっているらしいので何となく行ってみることに。そしたらそれが結構大きなイベント(冬の陣というらしい)で、アウェーながらも思いがけず楽しめた。屋台とか踊りとか神輿とかかまくらとか。雪国の子どもはめんこい。



そんなこんなで温泉にも入り、帰宅。
やっぱり旅行は楽しい。好きな人たちといく旅行はもっと楽しい。
もう、こんなにみんなで集まることはないのだろうなと思うと寂しい。

またいつか、みんなでどこかに行けたらいいなと思う。
PR










無題
ここ数日で、とにかく色々なことを考えた。

また、面接で落ちた。久々の、ほんとうに行きたいところだった。
そのとき、はっきりと才能も技術もないと言われた。
私には本当に何もないのだ、ということを思い知った。


私は人に頼ることが嫌いだ。というより、苦手だ。
人にものを頼む時、断られたらどうしよう、嫌いになられたらどうしようと思う。
どれだけ親しくなっても、この感情だけは消せない。
だから友人を少し遊びに誘うだけでも、ものすごく緊張する。
自分の為に人の時間を奪う、ということがとても申し訳なく思う。
これは、私が無駄なことに時間を奪われることが嫌いだからだろう。
だから、無償で人の手伝いとかをしている人を見ると、えらいとか以前に不思議に思ってしまうのだ。

自分で何もかもしないと気が済まない性質なのもある。
何をつくるにしても、できるだけ一人で作業して、わからないことはとにかく自分で調べる。人に任せるとそれが自分の思っていたものと違っていたら嫌で、自分で全てやってしまうのだ。

自分は何でも出来ると思い込んでいた。
今までデザイン、絵画、音楽、自主映画、アニメーションと色々な物に手をつけてきて、それら全てを習得している気になっていた。
これだけの知識を持っていれば、必要な人間になれると思っていた。

でも、全ては中途半端。
自分にあると思っていた技術は全て上辺だけのもので、それを仕事にするようなところまでは到底追いついてないのだ。それには、うすうす気づいていた。
でも直せなかった。いつまでも色々なものにしがみついていた。

大学四年間でパソコンに詳しいわけでもない、デッサンがうまいわけでもない、知識が深いわけでもない、センスがあるわけでもない人間が出来上がっただけだった。
美大に入ったことを決して間違いだとは思わないけど、私の歩んできた道は間違いだらけだったのだろう。

ここで諦めるからいけないのだ、とは思うけど何だか疲れてしまった。
どうしたらいいのか、答えが出ない。










医学と断面
最近行った展示ふたつの感想。

「医学と芸術展」森美術館



私が行きたい、というとほぼ全員からあー好きそう、と言われたこの展示。
結果、予想していた以上によかった。

解剖図や医療器具はもちろんのこと、ブラザーズクエイの映像まであったのにはびっくりした。こんなにわくわくした展示は久しぶり。少しにやにやしていたかもしれない。全くもって怪しい。

一番のお気に入りはこれ。



象牙で出来た解剖模型。小さく胎児が入っているのが何とも可愛らしい。
この時代は、女の人の解剖図を描いたりつくるときはほとんどが腹部に胎児を宿した妊婦だったようです。普通にインテリアとして欲しい。

本当に、かなり私の趣味にマッチした展示でした。tumblrにアップしたいと思うものもかなりあった。図録欲しかったな。

ただ、私は森美術館があまり好きではない(立地や無駄な自動ドアなど)ので違うところでやってほしかった。でも無料で音声ガイド貸してくれるのはよかった。


次。

「束芋 断面の世代」横浜美術館



大好きな束芋さんの展示。原美術館のヨロヨロンが2006年だったから、4年ぶりか。
現在、アニメーション(といってもインスタレーションだけど)でこれだけでかい美術館で展示できるのは日本ではこの人くらいなのではないかなと思う。

今回の展示はほぼ新作で、映像5点と挿絵の展示だった。にっぽんシリーズとか古いのがなかったのが残念だったけど、新しいものも面白かった。でも全体的にボリュームが少なかったかな。もっと見たかった。

横浜美術館ははじめて行ったけど、広いし土曜なのにそんなに人も多くなくてよかった。収蔵作品もダリとかマグリットとかシュールレアリズムのものが多くて興奮した。



最近全然美術館というものに行っていなかったけど、久しぶりに行ったものが面白かったのでまたどんどん行くようにしたいと思う。どこかで、大規模なシュールレアリズム展やってくれないかな。










話し合い
実家に帰って親と今後について話し合いをしてきた。
しかし話し合い、というよりは私がわんわん泣いて親が妥協した、という感じだった。
自分でも、どうしてあんなに泣いてしまったのかわからない。

結果的に泣くだろうなとは思っていたけど、話し合い開始十秒後にはもう泣いていたのには我ながらびっくりした。
ここ最近涙腺が弱くなるばかりだったけど、こうまでとは。

多分親は色々と私に言うつもりだったのだろうけど、私が泣いてまともに話ができない状態だったので折れたのだと思う。またこのパターンになってしまった。いつだって、そうなのだ。そして私はそれに甘えている。

結局、三月いっぱいは就活を続けて、四月まで今のアパートに残ることになった。
就職が決まれば良し、決まらなければ実家へ帰る。
親はもう帰ってくること前提で話していたけれど。

要は、逃げ道をつくったようなものだ。
でも何だか少しほっとした気がする。逃げ道があるというのは、大切だ。

ついに三月になって、残り一ヶ月で就職が決まるかはわからない。
でも最後まであがかなくては、逃げ道へも逃げられない。

一ヶ月後、自分はどういう気持ちでいるんだろう。見当もつかない。










霧につつまれたハリネズミ
今日は友達と遊んでラーメン食べたり、カラオケに行ったり、旅行の計画たてたり、引っ越しの人からインスタント食を分けてもらったりとなかなか充実した日でした。

というか、いつもが何もしてなさすぎなのだけれど。

そして友達の話を聞いて、明日はハローワーク行ってみることにした。
怖いけど頑張ろう。就職する。




待ち合わせ前に何となくヴィレバンに行ったら霧につつまれたハリネズミのこぐまくんのぬいぐるみを見つけ、一目惚れ購入。元から持っていたハリネズミと一緒に撮影してみた。

霧につつまれたハリネズミはアニメーション作家ユーリ・ノルシュテイン氏のアニメーションで、私をアートアニメーションの世界に引きずり込んだとても魅力的な作品です。彼の作品はかわいいし、綺麗だし、おもしろい。

やっぱり私はアートアニメーション好きだし、自分でつくっていきたいと思う。
どんな仕事についても、この気持ちを忘れないようにしたい。










ついに
親のメールを無視し続けたら、電話がきた。

今度実家に帰って自分がどうしたいか説明しろ、と言われた。
自分がどうしたいかなんて自分が一番わからないのに、どう説明すればよいのか。

いや、どうしたいかなんてわかっている。
ただそれが受け入れられないんだ。だれにも。
みんな呆れた目で私を見る。私はそれでも意地になってしがみつく。
ニートの完成。


何で人に会う前に限って号泣してしまうのか。
腫れぼったく赤い目が、醜い私を更に醜くしている。


どうすればいいのか、誰も教えてはくれない。












最近
みんなの幸せを願う自分と、みんなの不幸を願う自分が、同時に存在することにどうしようもない違和感を覚える。










おわり
卒制展示が終わった。
本当に色々あったけど、ようやく終わった。

結局、私のアニメーションは完成しませんでした。
一応曲に合わせて尺はつないであるので見れるようにはなっているけど、アニメーションなのにうごいてなかったりとか、動きが変なのに直す時間がなかったりとか。

提出前は本当にどうしようと思って、いっそここで首を吊ったら楽なのにとか考えてしまったりした。寝てなかったせいか思考があやふやでどんどん深みにはまってしまい、今までの怠惰な自分を呪った。こうなることはわかっていたのに、どうしてもっと早くやらなかったのか、と。

就職ができなかった、とか映画制作が、とか精神的に追いつめられているから、とか自分に色々な理由をつけてやらなかったのは本当に自分のせいだ。誰のせいでもない。
この卒制という経験を通して私はかなり自分が嫌いになった。もともと好きではないけど、こんなに最低な人間だとは思ってはいなかった。

講評なんかは自分の恥をさらしているようだった。
自分の作品が見られることがすごく恥ずかしくて、色々な言い訳をした。
自信が持てなかったし、見られないように隠したかった。

でもそれでもたくさんの人が見てくれて、綺麗だとか面白いとか言ってくれたことには、かなり救われた。駄作だ、恥だ、と思っていた作品を少し愛せるようになった。

あの作品を、ちゃんと完成という形まで持っていきたい。
せめて卒業するまでに。それでちゃんと心残りがないように卒業していきたい。
最後くらいは、ちゃんとやり遂げたいのです。今更かもしれないけど。


そしてもう卒業です。
昨日の最後の最終講評で、本当にもう卒業なんだ、と思い知らされて何だか急に悲しくなった。私は大学とか学科をそこまで愛している訳ではないけれど、こうして色々な人に出会って時間を共有してきたことはきっととても素敵なことだったのだと思う。

最後の飲み会は今までで一番楽しかったし、みんなの優しさとか笑顔とかに卒業したくないなぁ、と思った。

これからそれぞれがそれぞれの道を歩んでいって、もっと素敵な人間になっていくのだろう。私はどうなるかわからないけど、みんなには幸せになってほしいなぁと思った。











疲労困憊
疲れすぎて死にそうだ。

卒制提出まであと3日。今日はレンタカーを借りて木材を購入し、その後設置作業。
ホームセンターに到着するまでで、すでに疲れた。新青梅街道は恐怖。
設置作業は一日で終わるかと思ったら案外終わらず、明日も学校に行かなければいけない。

ずっと徹夜続き(仮眠はとっているけど)なのでとてつもなく具合が悪い。
常に頭がふらふらするし、お腹は鳴っているのに食欲がほとんどない。
顔色は蒼白としているのに目のクマはどす黒く沈着し、そのコントラストがただでさえ気持ち悪い顔を、もう何だこれという感じにしている。

昨日卒制の展示の為にノートパソコンを買ったのだが、親にそれを言ったら訳がわからないと言われた。卒制にそんなに金をかけてどうする、もっと有意義なことに使えと。

大学最後の集大成だから頑張りたいのに、やはり私の感覚は何かおかしいのだろうか。


そんなこんなであと少しでこの生活も終わる。
これが終わったら、旅行とか髪を切ったりとかマッサージとか色々考えてたけど、お金がなくなっていそうで怖い。

しかし今はそういう楽しいことを考えて乗り越えていきたい、と思うのです。










あけましたのでおめでとう
遂に2010年となりました。最悪です。

大晦日から昨日まで実家に帰っていたのだけど、何だかだらだらするだけで終わった。
これからのことについての話題は逸らしまくり、結局何も解決しないまま戻ってきてしまった。

2009年を振り返ると、本当にだめだめな年でした。
今まで生きてきた中で一番何もできなかったし、何も得られなかった。
基本的には家から出なかったし、人との交流も以前に比べればほとんどなかったように思う。
でもとりあえず2009年の始めに掲げた「死なない」という目標は達成できたのでよしとするか。

2010年の目標は…と考えたのだけどとにかく何も浮かばない。
まず自分がどこに身を置いているかすらわからないし、そもそも何もやりたいことがない。
作品をつくりたい気もするが、別につくらないでもいいかもしれない。
自分のことわからない人に目標なんて無謀な話。

とりあえず、卒制と就職。
これを決める。あとは知らない。そのときの自分に任せた。

そんなこんなで今年もよろしくお願いします。













おわり
あと三分で2009年おわる!しぬ!しにたい!

2009年は今までで一番嫌な年だった。2010年はどうにかしたい。

よいお年を!










帰省
今日、実家に帰ります。
恐らく今後について、親と話し合うことになる。
もう私は全く就活というものをしていないのですが、1月から再開するべきか否か。
未だに悩んでいる。フリーターで生活できるのか。

バイト先のフリーターの人とかを見ると、どうしてフリーターになったのだろう、という人がいる。決して、フリーターを馬鹿にしている訳ではない。何の目標もなくなんとなくっていうのはどうかと思うだけ。しかしこのままだと、私もそうなってしまいそうだ。だったら自分のやりたい仕事でなくとも、社会に出てしっかりお金を稼いでから好きなことをした方が建設的なのではないか。今から探して見つかるかはわからないけれど。

自分の中でまだはっきりとした答えが出ていないのに、この気持ちをどう伝えればよいのかがわからない。何も考えていない、と思われてそうだな。

しかし、もういい歳だというのにこんなに親を気にしている自分は滑稽だなぁと思う。
昔は、親のことなんてお構いなしで進路を決めていた。大学も猛反対されていたのに勝手に自分のお金で予備校行ったりしたのは、結局は親は進学を許してくれる、と思っていたからだ。

もう迷惑はかけたくないし、いい加減自立したい。












パラボラ廃墟
この間急に思い立って、以前から行きたかった府中にある米軍基地跡の廃墟に行ってきました。私は昔から廃墟好きでよく忍び込みます。でもほとんどが地元なので、こんなにメジャーなところに行ったのは初めて。

家が近いのでチャリを走らせて向かう。
最初、中々見つからなくて焦った。もうなくなってしまったのかと思っていたら…

あった!



まわりが住宅街なのでわかりづらかった。
知っていたけど、フェンスがぐるりと囲んでいて中には入れない。
しかも人通り多いので忍び込むのはかなり勇気がいると思います。



フェンス越しに楽しむ。近くの団地で撮影していたら近所の人が出てきてそそくさと逃げた。東京の廃墟こわい。



そしてお目当ての二台の巨大パラボラアンテナ!
この廃墟はアメリカの基地として使われていたらしいけど、この謎のパラボラアンテナは何に使ったのだろう。妄想ふくらむー。

しかしこのアンテナ、思っていたより小さい、というか遠くからしか見れないので残念だった。中入りたかったなー。


というわけで久々に廃墟巡りをして楽しかった。
東京にいるうちに奥多摩の有名なロープウェイ廃墟にもいきたいなぁ。


何だか久々に朝から出掛けてちょっと調子回復した。
私の気分なんてそんなもの。










どうしよう
ここ数週間、本当に何も手につかない。

卒制やら、就活やら、映画やら色々とやらなくてはいけないことが多いのに、何一つやっていない。やる気というものが凄まじく沸いてこない。

こないだまでの死にたい死にたいって言うのもどうかと思うんだけど、この全く何もしないっていう状態も結構よくない気がする。落ち着いた、というよりは何も考えていない。いや、考えてるんだけど。わかんないな。

バイトくらいしか滅多に外に出ないので、ずっと家にいるんだけれども時間が経つのが早すぎてびっくりする。だらだらとインターネットをしているだけで一日がおわることもよくある。しかも、どうでもいいことを調べていたりしていて本当にしょうもない。

このままではいけない、と薄々気づいているので、明日は少し外に出ようと思う。
作業もしなきゃだけど、またぐだぐだしてやらない気がするし。

しかしまずは朝起きれるかどうかが謎だ。
というか今は午前9時に寝る生活なので寝てはいけない気がする。

果たして。











2012
今公開している2012という映画を観に行った。

「2012年の冬至ごろに世界の終末が訪れる」としていた古代マヤ人の予言通り、地球上の各地で地殻大変動が起き始める、という話。



私は、地球滅亡系パニック映画、大好きなのです。
いままでそれ系を色々見て来たけれど、2012は私の中で一気にトップに躍り出た。

とにかくCGがすごい。
迫力満点だし、破壊シーンも多くて一種のアトラクションみたいだった。
トレーラーを観たときは、どうせトレーラーで全部使い切ってるんだろうなぁと思ったけど、そんなこともなく大変楽しめた。

まぁストーリーは定番で主人公補正かかりまくりだったけど、津波とか飛行機とか本当に凄いから映画館に観にいってよかった。たぶんDVDだとそんなによくないんだろな。


それにしても、本当に2012年に何か起こらないかと期待してしまう。
主人公たちが何であんなにしてまで生き残りたいのかがわからない。
ああでもゴードン(登場人物の一人)みたいな最期は嫌だな。










東のエデン
テアトル新宿に「東のエデン」というアニメの劇場版を観に行った。

幼なじみの友達に誘われていったのだけど、テレビ版を観ていなかったので前日までに全11話を観て万全の状態で出陣。

劇場は結構混んでいた。早めの上映に行ったのだけど、次の上映のときはチケット売り場に長い列が出来ていたので早めに行って良かった。

内容は…とにかく続きが気になる。
劇場版二部が3月公開なのでまだまだ先だ。早く観たいな。
あと、とにかく滝沢君かっこいい。

その後はもう一人の幼なじみと合流して新宿のカレー屋さんに行った。
このメンバーで新宿行くと必ず行くカレー屋なのだけど、とてもおいしい。
特に私はかぼちゃのカレーが好きで、それだけの為に行っていると言ってよい。
南口にあるボンベイというお店。お試しあれ。


…ここまでは何だか日記っぽい内容だな。
以下いつものような愚痴。


久しぶりに会った二人に、今後のことについて相談をした。
私は心の中ではもういっそフリーターでよいか、という考えがあって、それを打ち明けると就活は3月まで頑張った方がいい。やはり新卒というのは大きいという話をされた。

正直、私は相談した時点で「フリーターでもいいんじゃない」と言われるのを期待していた。誰かに認めてもらって、自分の判断は間違いではないと思いたかったんだと思う。でも二人は私の将来のことを考えて、就活は続けた方がいいと言った。物事を現実的に考えられる人の意見は、やはりずっしりとくるものがある。

自分の本当にやりたいことをやってる人なんて、少数の限られた人だ。
それはわかっているのだけど、どうしても諦められない。
いつまでも夢にしがみついているのは悪いことなんだろうか。
悪いとかそういうんじゃないな、私や周りがそれを許せるかどうか、だ。


二人は小学校からの付き合いなので、昔話にも花が咲いた。
本当に、あの頃は何も知らないで幸せだったんだな、と思う。












何だこれ
ベッドの中で旅行の本を見ていて、さてそろそろ寝るかと電気を消して、しばらく経った後、何でか泣いていた。

私は基本泣き過ぎだが、意味もなく漠然と不安で泣いたというのはほとんどない気がする。あとこんなに嗚咽で息ができなくなるまで泣いたのは久しぶり。

自分の向かうべき先がわからない。
昔はあんなに遠かった将来というものが、あと4ヶ月もしないでやってくる。
もう自分がどうしたいのかもわからないし、どうするべきなのかもわからない。

そしてまた自殺の妄想なんて始めてしまって、やばい。

妄想の中の私は、まず家財道具を一式売り払ってアパートも解約。
お金はすべて親に送って奨学金返済のせめてもの足しにしてもらう。
作ってきた作品はすべて捨てる。

親や大切な友人に会いにいく。

なるべく人に迷惑がかからないところで首をつる。


実行は、出来ないと思う。
でも、以前していた妄想より現実味が増しているのが怖い。
遺書の文面とか考えてしまった。

明日出掛けるのに、目が重くて腫れているので冷却剤を目に当てた。
しかしその隙間からもどんどん溢れてくるのであまり意味はない。

眠かったはずなのに完全に眠れなくなってしまった。
独り言言い過ぎだし、電気消してまっくらなのでかなり不審人物。
でもこうやってブログを書くくらいの気力があるなら、まだきっと大丈夫。


以前は幸せになりたい、を口癖のように言っていた。
今はそれよりも楽になりたい。











卒制提出前日
ついに母から電話がきた。
例のごとく泣いてしまった。本当にこの涙腺どうにかしてほしい。
でも電話ごしで泣いてないふりするのうまくなった(気がする)。
息をとめるのがコツ。

母に色んなことに手を出し過ぎたから全部中途半端なんじゃないの、と言われた。
そんなことは自分が一番よくわかっている。
なのに何だか人に言われると無償に腹がたってしまって、少しきつい声でそんなことないよ、と言ってしまった。見栄っ張りはいつまでたっても治らない。

明日卒制提出日だというのにほとんど出来ていない。
本当に何もかも中途半端だ。

でも出来る限りは、やろうと思う。










深海魚
深海魚は光を見ることがないから、どんどん目が退化していく。
今の私、まさにその状態。
今日久しぶりに昼間外に出たらすごいまぶしかった。雨なのに。
大分弱っているらしい私の目玉。果たして地上に浮上することができるのでしょうか。

思えばもう3日間誰とも話していない。
コンビニ店員にどうもです、って言ったくらい。
8日まで人に会う予定ないので一週間は人との交流を経つことになる。
言葉を忘れそうだ。

思えば大学受験の時も人と喋らなすぎて言葉を忘れた。
あの時は2ヶ月ばかり東京の姉のアパートに泊まって美術予備校に通っていた。
予備校では友達が出来ないし、姉は全然帰ってこないし、地元の友達は受験で急がしそうで連絡できずひたすら孤独だった。
受験が終わって久しぶりに地元に帰ったときは、声を出すのが大変なくらい喋れなくなっていた。

あの時に比べたらまだ全然ましかもしれない。



親に電話しなきゃいけないのに怖くてできない。
今は卒制のことだけ考えたい。

これは逃げかな。










やる気がでない。
この間面接を受けた会社に落ちた。
もうこれで何もない。ゼロからスタートだ。

でももうこれ以上就活をする気力がどうにもおきない。
年内は頑張ると言っていたけど、どう頑張っても無理そうな気がする。
私はきっと社会人として致命的に足りないものが多すぎるのだと思う。
我ながら責任感も計画性もないし、今まで適当に生きてきた罰があたったのだろう。
もう疲れた。これ以上人格否定をされたら耐えられなさそうだ。

でも、フリーターとしてやっていけるのだろうか。
金銭的にももちろんだけど、高い学費を出して大学に行かせてくれた親が許してくれるだろうか。
親にフリーターになってもいいか、と打ち明けるシミュレーションをしてみたら、その段階でボロ泣きしてしまった。これは練習が必要だ。


最近過食嘔吐も激しい。
一歩も外に出ていないのにとても眠い。
卒制をやらなければいけないのに、将来のことを考えるとやる気がでず、インターネットや落書きばかりしている。


そろそろ限界かも。










出来ない
弱いから出来ないと、めんどくさいから出来ないとを混同してはいけない。
逃げと甘えの違いは大きい。










卒制と就活と。
私が現在やらなければならないこと。
卒業制作。

本当に終わる気がしません。全くもって。
何をつくってるのかというとまぁまたアニメーションなのですが、実はまだ一コマも出来上がっていない。
なんでこんなに出来ないのかというと、自分の中で全くイメージが出来上がってないからです。
大抵私は映像作品を作る前は頭の中で色々妄想して、それを膨らませて映像を創りだしていく作業をするのだけど、今回はその妄想の段階でつまづいている。
とにかく作ろう、と手を動かしても、何だかしっくりこなくてボツになる。それを繰り返している。

たぶん、卒業制作なのだからちゃんとしたものを作らなければ、という思いが強すぎるのだと思う。先生を納得させなきゃとか、自分の集大成をつくらなければとか。

そういう思いも大事だけど、やはり完成させなきゃ意味がない。
どうにかしなければ。焦る。
とか言いつつ、無意味にインターネットしたり漫画読んだりしている。
意味が分からない。死ねばいいのに。


そして今日も親と電話して泣いてしまった。
みんな心配してくれている。
それはわかっているのだけど、どうにもならない自分が本当に情けない。


もうだめだめだなぁ。












空想小話:洗濯
男は、好きな子に汚いと言われ落ち込んだ。
ショックのあまり、彼は何回も何回も風呂に入った。
しかしどんなに洗っても、何だか汚い感じがする。

男は洗濯を始めた。
たらいの中に水を張り、洗剤を用意すると着ていた服を全て脱いだ。
ごしごし擦っていると、段々とシミが落ち、全てが輝くほどの白になった。

それでも、彼は洗うことをやめなかった。まだまだこんなのでは汚いと思った。
やがて服は破れ、ぼろぼろになり、しまいには跡形もなくなってしまった。

服がなくなると、男は自分の皮膚が汚いような気がしてきた。
彼は皮膚を脱ぐと、それもごしごしと洗い始めた。
皮膚はきしきしと音をたて、ぼろ雑巾のようになった。
彼は更に擦り合わせる。垢のようにぽろぽろになった皮膚は、やがて消えて行った。

皮膚もなくなると、今度は筋肉が気になり始めた。
男は筋肉を丁寧に一筋一筋剥がして行き、もみ洗いをした。
泡の中で筋肉の筋がぶつかりあい、こすれ、消えていった。

今度は骨を洗った。
洗濯板でこすると、骨はどんどん粉のようになって、何処かに飛んで行ってしまった。

内臓も洗った。血管も洗った。神経も洗った。
そして全てきれいになり、消えていった。


全てを洗い終えて男が満足していると、まだ残っているものがあることに気づいた。
残っていたのは、こころだった。
男は大変驚いた。男のこころは、今までのどんなものよりも、どす黒く、
てかてかと脂ぎっていて汚かったのだ。

男はせっせと心を洗った。
丹念に、隙間や中までしっかりと洗った。
心はぴかぴかに輝いた。そして擦り合わされ、ぼろぼろになって消えていった。

後にはたらいと、泡だけが残っていた。


これできっと、彼女も喜んでくれるでしょう。
彼女の嫌いな、汚い男はいなくなったのだから。











涙うどん
用事があって親に電話してたのだけれど、いつの間にか就職の話にかわってしまって、
「あんた卒業研究もいいけど就活もっと頑張りなさいよ」と言われた。

何だか私はくやしくて情けなくてどうしようもなくて泣いてしまったのだけど、ここで泣いてはまたあんたはすぐ泣く、と言われそうなので必死に耐えた。

耐えると、どうしても沈黙になってしまう。
しゃべると声で泣いてるのがわかってしまうから。

ああ、でもバレてるんだろうな。
なんてったって、親だもの。
電話を切ってから、私は一人でわんわん泣いた。

ひとしきり泣いた後、おなかすいたのでうどんをつくった。
そしたらまた泣けてきて、なぜか泣きながらうどんを食べた。


泣きながらうどんを食べる日が来るなんて、夢にも思わなかったんだ。










恵比寿迷子
今日は面接で恵比寿に行ってきました。

恵比寿って迷う。毎回迷う。
地図でしっかり確認したから大丈夫と余裕をぶっこいてご飯食べたりしていたら、案の定迷って結局タクシー使った。そしたら全然見当違いの場所で、自分はえびす様に嫌われているのではないかと思った。

さて。
そろそろ就職決まらなければ本当にやばい。
4ヶ月後の自分が全く想像つかない。
まっくらだ。

小さい頃に培ってきた自信というものが、どんどん突き崩されて行くのがわかる。
もう明るくて絵のうまい私、というものはどこにもいなくて、現実にいるのはネクラで絵もかけない、センスもない私だ。どうして、あのまま成長できなかったのだろう。そうしたら今頃素晴らしい私がいたかもしれないのに。
とか考えて、自己嫌悪に陥る。あのまま成長した結果がこれなのだから。

本当は、就職したくない。
たぶん、それがバレているのだろう。
私はこんな分際でアーティストなんてものに憧れているしょうもない人間なのです。

自分の表現したい世界がたくさんある。
それをたくさんの人に見てもらい、そして評価してもらいたい。
そんな夢物語をいつまでも描いている。


でも親を安心させたいのです。
ただ、それだけなのです。


…もう少し頑張ろう。
















[PR]
忍者ブログ