ozoneblog
現実と夢と妄想を徒然と。
病院と祭囃子
今日病院に行った。はじめてのメンタルクリニック。はじめてのおつかい並に緊張したのだけれど、実際に行ってみると普通の病院と変わらない。どこにでもいそうな人ばかりで、この人たちは一体何に悩んでいるのだろう、と失礼な想像を巡らせた。
長い待ち時間のあとの短い問診を受けて、うつ病と適応障害ですね、と言われた。
ドグマチールと、セディールと、リーゼという薬をもらったので調べてみたら、軽めの薬で最初に処方されることが多いようだ。明日から飲もうと思う。
病院の帰りに城址公園に寄った。親に友達と遊んでくると言って出かけたのでちょうどいい時間まで時間を潰さなければいけなかったからだ。広い園内の片隅で煙草を吸っていると、どこか遠くの方から祭り囃子のような笛の音色が聞こえてきた。何だろう、と思ったが特に気にせず私は紫の煙を吐き続けた。
そろそろよい時間になったので帰ろうと思い、自転車で公園の出口まできた。すると、先ほどの笛の音がよりはっきりと耳に届くようになった。ここからは見えないが、きっと茂みの向こうで演奏しているのだろう。
その時なぜか途端に、私はその演奏を見てみたいと思った。端に自転車をとめ、音色の聞こえる沼のほうへ階段を下っていった。
沼のほうには、屋根のついた休憩所がある。きっとそこだろうと思っていた。しかしそこに辿り着くと、不思議に音楽は遠ざかり別の方角から聞こえてくるようになった。私はしばらく沼の周りをうろうろしたが、演奏している人は見つからず、笛の音はいつの間にか聞こえなくなっていた。
そういえば今日で22歳が終わる。
長い待ち時間のあとの短い問診を受けて、うつ病と適応障害ですね、と言われた。
ドグマチールと、セディールと、リーゼという薬をもらったので調べてみたら、軽めの薬で最初に処方されることが多いようだ。明日から飲もうと思う。
病院の帰りに城址公園に寄った。親に友達と遊んでくると言って出かけたのでちょうどいい時間まで時間を潰さなければいけなかったからだ。広い園内の片隅で煙草を吸っていると、どこか遠くの方から祭り囃子のような笛の音色が聞こえてきた。何だろう、と思ったが特に気にせず私は紫の煙を吐き続けた。
そろそろよい時間になったので帰ろうと思い、自転車で公園の出口まできた。すると、先ほどの笛の音がよりはっきりと耳に届くようになった。ここからは見えないが、きっと茂みの向こうで演奏しているのだろう。
その時なぜか途端に、私はその演奏を見てみたいと思った。端に自転車をとめ、音色の聞こえる沼のほうへ階段を下っていった。
沼のほうには、屋根のついた休憩所がある。きっとそこだろうと思っていた。しかしそこに辿り着くと、不思議に音楽は遠ざかり別の方角から聞こえてくるようになった。私はしばらく沼の周りをうろうろしたが、演奏している人は見つからず、笛の音はいつの間にか聞こえなくなっていた。
そういえば今日で22歳が終わる。
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2010/06/26(Sat) 未選択