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現実と夢と妄想を徒然と。 


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チェコ



今日は新美術館でやっているゴッホ展に行こうかと思ったのだけれど、
ふと行くのが面倒になり何となく行った千葉でこんなものをやっていた。

「ブラティスラヴァ世界絵本原画展とチェコの人形劇」
in千葉市美術館

何たる幸運。アニメーション関係の展示なのに、完全に見逃していた。
着いた直後に人形劇が始まったので見学。楽しい。
しかも今日は特別公演講演会があるらしく、とても勉強になった。

特に興味深かったのが、チェコの人形芸術では伝統が重くのしかかっているという話。チェコでは民族復興の意味での人形劇が盛んであるため、伝統を重んじることが当たり前のような雰囲気がある。そのため、近隣諸国よりも自由な芸術表現になりにくいという側面があるらしい。

また、キャラクターがステレオタイプ化しているという話。チェコの人形にはカシュパーレク、スペイブル、フルヴィーネクという代表的なキャラクターがおり、人形劇やアニメーションで多く用いられるのだという。

カシュパーレクは赤い衣装を纏った道化師


保守的なスペイブルと都会的な息子フルヴィーネクの親子


そう言われてみると、どこかで見たことあるような気もする。
シュヴァンクマイエルやイジー・トゥルンカの作品にも多数登場しているようだ。

アートアニメは勉強してきたつもりだったけど、知らないことだらけだ。
チェコに行こう。
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